しもん塾

しもん(Twitter:SIMON_Links)のブログです。デュエルリンクスについて書いていきます

Dリーグ 3期 総括、反省

どうも。今回はおよそ3ヶ月ほどの期間チームでリーグ戦をし競い合う「Dリーグ」についての記事となります。

 
Dリーグってなんぞ?という方に
 

Dリーグ【Yu-Gi-Oh Duel Links】 - YouTube

 

2018/4月より第1期がスタートし、今回で第3期となったDリーグ。(チャンネル登録良ければお願いします!)

リンクスでは何十ものチームが存在しています。ぶっちゃけ全然把握してないレベルに。(KC後にでも知ってる範囲で紹介記事書こうと思ってるので興味あるって方はぜひ)

 

そのチームでそれぞれ3か月程度の期間でリーグ戦を行っていくのがこのDリーグです。
今回からD1.D2と別れて行います。
第1回では不死鳥、前回の第2回では限界コードがそれぞれ優勝しました。僕の所属している「悪ふざけ」は4位、2位と毎度一歩足らずで今回こそと挑んだ第3回Dリーグ。
 


f:id:SIMON_Links:20190214190321j:plain





f:id:SIMON_Links:20190214190255j:plain



実は毎回ルールが都度変わっていて、
 
・第1回・・・1人2デッキ用意、最初に出す方は自由の、勝った側は勝ったデッキは使用不可で残りのほうのデッキで戦い2本先取した方の勝ち
 
・第2回・・・1人3体キャラ用意、試合前にキャラのみ開示しスキルは不明、勝ったキャラは使用不可能の、セット負けた側が次の相手の使用キャラを指名し試合、2本先取
 
ざっくり言うとこんな感じです。前回とかだと負けた側が相手のキャラからスキル、デッキを読むのが楽しく、例えば羽賀だったら当時だとフライング寄生ゾネス、とか海馬だと粉砕空牙、といった感じでした。裏をかいての採択をしている人もいました。
 
今回は、前回まではデッキを事前に提出したもののみを使用だったのですが細かい変更等オールOKのキャラではなくスキル開示の形式となりました。
 
都度変更可能なため、より「読み」の力も問われます。
 
まず先にトータルの戦績を書きます。(敬称略)
 
1 PM25 びわっち          〇〇
2 バギー海賊団 とくD   〇〇
3 変態紳士 シュウ         〇〇
4 OCG連 すー               〇〇
5 トゥーン れいたそ     〇×〇
6 天地無 モリンフェン  〇〇
7 アスタリスク ざるーぐ ××
8 昇龍会 masa               ×〇〇
9 LAZE そーい              〇(ロス)
10 華撃団 ましぇり      〇〇
ーーーーーーここから年明けて後半戦ーーーーーー
11 闇団 はる                ×〇×
12 不死鳥 ルカ            〇×〇
13 双葉 ワン太郎        〇〇
14 SWAT 羽生            〇××
15 限界 つんつん        〇××
16 S団 はぐれメタル   〇〇
17 十傑 むらぞう         ××
 
トータル:12-5
 
正直相当ショックでした。ふがいなすぎる。
1回、2回と勝率80%キープしてて今回も前半段階ではいけるなと思っていたのに、後半の新段リリース以降方針が固まりきらず、目に見えて勝率を落としてしまい結果チームも4位まで落としてしまいました。
 
さて、それはさておき今回ルールにおける考え方を書いていこうと思います。
見ての通り前半戦は見事に的中しかなり勝ちを築きました。上記の通り後半戦の作戦を定めれなかったことが今回優勝の十傑との差になったなと思います。
 
 
ポイント
 
1 スキルに縛られないデッキをなるべく使う
 
今回ルールは上記の通りスキル開示なので、相手から指名された際は相手の残りスキルから使ってくるデッキ等を想定するわけですが、環境も相まってよほどわかりやすい時以外は基本的に当てにいこうとすると外すことが多いと思います。なので、基本はヴァンパイアや魔導のようにスキルの自由度の高いデッキが今回は向いていたと思います。
この辺りは今回特に勝っていた十傑のむらぞうさんやSOVさんも書いていたのでおおよそ間違いないと思います。
 
2 1本目がかなり重要
 
2本先取なので、当然1本目先に取れるに越したことはないんですが、今期ルールでは特にデッキ読みを外してしまうとそれだけで負けに直結しかねないことも少なくありませんでした。1本目を取れると相手に裏をかかれた場合や事故でイージーにそのセットを落とした場合でも立て直しが効きます。
 
上記の僕の戦績を見ていただけるとわかるんですけど、1本目の勝率がかなり高いです。(12-4)これで結果マッチの勝利に繋がったことも多いんですが、では具体的にどうすることで1本目の勝率を上げたのか?
 
・前半戦はヴァンパイアが主流デッキであったこともあり、1本目はほぼ墓所封印から入っていた
特に相手提示スキルにヴァンパイアと思わしきスキルが2つ~あれば確実に墓所からスタートしていました。1つでもおおよそです。
するとどうなったかというと、相手方は指名の際にこちらのヴァンパイアを当てるために墓所を温存することが多いというかほとんど毎回でした。なので、1本目はヴァンパイアミラーだけれど、こちら墓所-相手バンデットやDドローといった試合が多かったです。
上で書きましたが、本来墓所は相手のヴァンパイアに当てるべきのため取っておいてこちらから当てにいくべきなのでは?と思った方は多いと思います。
しかし、そこが今回のルールの肝で、相手から指名された際は外すために対策を講じる人が多いため、墓所で当てにいくと墓所の効かないデッキを踏まされることが多いんです。また、心理的な面から考えても1本目は無難な入りをしたくなるためバンデヴァンプやDドローヴァンプ、魔導から入ってくる人が多かったためにかなり喰いやすかったです。
 
それと、相手提示スキルの中に罠地獄やフライング寄生のような罠系スキルが入っているときは相手に寄せられたデッキを使われてしまうことを避けるために初手出ししてくることが多いため、この時は初手バンデヴァンプ入りを毎回し、実際に的中していました。
 
リンクスによくあるデッキ変更ありの完全フリーなタイプの大会は苦手で、特に
情報の無い相手とやるときはどう足掻いても裏目を踏みがちなんですが、Dリーグのルールのように提示された中から選択、となると明確に「読み」の技術が発生するため、勝ちやすいです。機械ではなく人間なのでそこには必ず"意志"が発生するので、上手く読み取りましょう。KCだと金アイコンでも勝率60程度、WCSのつんつんさんでも
70とかなのに毎回安定して7~80%出せてるのは、明確に技術が絡むからです。
 
3 相手に指名されたとき
 
相手の残りスキルによって当然変わるところはありますが、指定されたこちらのスキルによってはわかりやすいこともしばしばあります。
 
例えば、
 前半戦(去年) こちら墓所指定→墓所効かないデッキ→ヴァンパイアではない→後ろ変えたりハリケーンいれよう
   後半戦(新段以降)こちら墓所指定→恐らくコアキ、ヴァンパイア、魔導はない→(相手の残りスキル、全体の構成からおおよそタイプを判断)
といった感じです。
 
また、セレブやスリカエなら恐らくコズミックのように自発的にライフ減らせるカードが入っているだろうと予測できるので罠無しのコアキを使ったり等もあります。こちらから指名のときもこれは使えますね
 
 
 
それと相手の意表つくためにがっつりスキルとは正反対なデッキを使う、みたいのは個人的にはあまりおすすめは出来ないかなと思います。全くやらんこともないですが、数こなほどに裏目発生のリスクも大きくなっていきます。Dリーグがどうちゃらというより、リンクス全体通してそんな感じで考えています。
 
 
反省点は本当に新段以降のプラン定めれなかったことに尽きますね。最初ラスギャン入れてたけどデッキ関係なく確か0-4で死ぬほど足引っ張りました。冷静に相手に指名されたときも他すきると違いおおざっぱなためメタが絞りやすく安定しないので、もっと早く気付くべきでした。
次回こそ1位取りたいですね。

Dリーグは冒頭で述べたとおり毎回ルールが変わっていて、恐らく次回も形式が変わるとは思いますが、ルールごとに必ず"勝ちやすいやり方"があります。これをしっかり紐解き、チームで共有出来れば勝ちに繋がると思います。

 
今回、Dリーグということで書きましたが、途中にあったようなデッキの当て方の考え方は大会等で応用できますので、参考になればなと思います。それでは